桜と斎場(日華多磨斎場) by渓流ファン様
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多磨霊園では桜吹雪が舞い散っていました。
麗らかな光景です。
東西を貫く2号道路沿いの桜並木です。この道の東の突き当たり、
霊園からの出入り口(現在は人の出入り専用)の真向かいに
多磨斎場の門があります。
日華多磨斎場でも桜が満開でした。
ここは、多磨霊園の東に隣接する施設です。
霊園の付属施設として計画されましたが、民営斎場です。
どういう経緯からそうなったかは判りませんが、
都内では東博はじめ民営斎場が主流だった為でしょうね。
多磨墓地と斎場の間は、幅6メートルほどの狭い道路で隔てられています。
これでも対面通行です。
霊柩車やマイクロバスがさかんに行き来していました。
日華多磨斎場の北、火葬棟の裏側です。
かってここに巨大な煙突がそびえて居ました。
施設の北に隣接する霊園も日華が経営しています。
(多磨霊園とは別です。)
多磨墓地の縁から望んだ火葬棟の側面(西側)です。
レンガ張りの2階建ての建物です。
現在の炉数は不明ですが、都の多磨地区東部、南は狛江・調布から北は
西東京あたりまで、かなり広範囲の火葬を受け持っていますので
10基は下らないと思われます。
(かなり昔の伝聞では14基だそうです。)
府中の森市民聖苑(4基、将来6基)が出来る迄は、所在地である
府中市の火葬も受け持っていましたから、非常に忙しい施設だったでしょう。
この日もひっきりなしに霊柩車が出入りし、門前のバス停には
会葬者たちの姿が多く見られました。
かっての煙突跡地には、白い外板で囲まれた排気関連装置が
設置されていました。
ブロワーの音があたりに響いていましたが、陽炎などは見えません。
施設南側にも門があり、社名入りの門標などはこちらに掲げられていました。
こちらが正門で、西門は通用門なのでしょうか。
建物は敷地の東辺と北辺、南東〜北東〜北西の角までいっぱいに連なって
┐形に建てられています。
東側の建物は南側は式場、北よりが待合室らしいです。
そして北側は火葬棟です。
桜と霊柩車です。
背後は敷地の東いっぱいに伸びる式場・待合棟。
西門で誘導にあたっていた警備員さんのご好意と許可を得て、
構内で桜の撮影が出来ました。感謝です。
(構内はクルマの動きも激しく、おまけに当方は釣り場帰りの普段着でしたから、
建物への接近は遠慮。門の内側すぐ脇からの撮影に留めました。)
左にある旗竿の上では、日華の社旗らしい旗が翻っていました。
満開の桜の大木の隣には緋色の枝垂れ桜の樹も見えます。
場内の駐車場はほぼ満杯で、霊柩車は宮型が3〜4台、洋式霊柩車も
複数台いました。
午後のピーク時間という事もあるのでしょうが、麗らかながらも、
ほんとうに忙しい施設です。
火葬棟前のロータリーにも桜の樹が植えられ、こちらも満開でした。
敷地西側の桜並木と共に、構内に花びらを舞い散らせていました。
故伊丹監督の「お葬式」の山崎努さんの台詞を思い出させる光景です。
青空の元、満開の桜と共に天に還りゆく故人。
遺族にとってはせめてもの慰めとなるのではと思われました。