ついに見てしまいました!!O見川の炉裏を。
今まで何回となく管理人を含め色々な方々がレポートした、当サイトに最も
馴染み深い「焼き場」でしたが、これまでその炉前と炉裏は謎のベールに
包まれていました。今回あ〜様がその禁断の場所をスクープいただいた訳
なのですが、案の定、再燃炉無しの旧式火葬炉みたいですね。
ところでこの「正和式火葬炉」....サイト検索でも引っ掛かりません(汗)。
一体何処のメーカーが造っていたんだろう?....謎だ。
以下、あ〜様のレポート
【はじめに】
これで5回目のレポートとなります。あ〜でございます。
お盆の頃は「煙の行方」を夜に開けないほどビビっておりましたが、秋分の日現在で毎晩アクセスできております。一歩一歩階段を上っております。
そんな私でございますが、本日はついに・・・ついに自分のデジカメで施設の写真を撮影しました。言わば実質的な本格デビューとなります。ようやく一歩を踏み出した、というところでございましょう。
本来ですと、まだ他の方がレポートされていない場所を探してレポートすることを目指しておりますが、今回は他の方に(勝手に)便乗する形で僭越ながら「追加レポート」という形で報告させていただくことに致します。
では、毎度恐縮ですが、自分の虫取り採集記調に以下レポートさせていただきます。
【今日の目標】
虫取りの本格シーズンも限りなく終了に近づいている。ここ3日間、異様な寒さが続いており、さらにシーズン終了に拍車がかかっているが、とにかく今のうちに山へ行っておかなければ完全にシーズンが終了してしまう。
ということで、今日は虫取り仲間のkapiさんと山へ行くつもりであった。
ところが今日も非常に気温が低く、これでは山へ行っても意味がない・・・ということになり、先日から探し回っている「ある施設」を今日も探しに行こうということに急遽変更した。
「ある施設」とは、管理人様が2度ほど取材されている霞ヶ浦東岸の施設である。実は7月からkapiさんと2度ほどこれを探しに出かけ、2度とも惨敗している。
ちゃんと調べて行けば行き当たるかも知れないが、それではおもしろくないので、管理人様のレポートだけを頼りにして、あとは自分の足で探してみようという宝探しの感覚でこの施設探索に臨んできた。これは虫取りとも共通する感覚である。
最初にピンポイントで予想していた場所では惨敗し、その後は徐々に探索範囲を広げていったのであるが、かなりの広範囲に渡って行き尽くしたので、途方に暮れてしまった。しかし、ここまで来たらアレを見つけておかなければ収拾がつかなくなっている。我々の一つのテーマとなっていた。
いざ、この施設を探しに今日も出発したのであった。
【ちょっと寄り道】
千葉県の自宅を出て茨城へ向かっていたのであるが、途中でどうしても気になる場所があった。
管理人様や渓流ファン様が何度かレポートされている「小見川」である。近々なくなると書いてあったので、これは是非一度見ておく必要があると思った。ということで、高速を途中で降りて小見川へ行くことに即決した。
いつものように場所も調べずに無鉄砲に向かったのであるが、この施設についてはお二方が詳細にレポートされているので大体の検討がついていた。
田んぼの中を抜け、何となく写真で見覚えのある風景に近づいてきた。病院も見える。
そして遠くから煙突も見えた。
「あれか?」
とりあえず近づいていくが、どうも写真で拝見したものよりも白っぽい。
ちょっと違うかな、と思った時、一瞬病院の影にどす黒い煙突が見えた。
「あれだ!」
直感的にわかった。
先程の白っぽい煙突は病院の焼却炉か何かだろう。
病院の脇を抜け、田んぼの中の道を施設目指して入っていく。
「煙の行方」で何度も何度も拝見した風景がいよいよ目に入った。すでに自分で何度も行った気になっていた場所であるが、ふと我に返ると実はこれが初めてなのであった。
だんだん施設に近づいて行くが、煙突の補強リングが非常に印象的だ。
圧倒的な威圧感をもつ施設を想像していたのであるが、実際に見るこの施設は拍子抜けするくらい小ぢんまりしている。
実はこれが強烈なインパクトを持っていた。
・・・すごい
一気に頭の中から転がり出たのは中山町の施設のことだ。完全に頭の中でダブってしまった。全く同じ印象であった。
駐車場があったので、車を入れてみる。ゆっくり施設の横を抜けて行くが、管理人様のレポートで見慣れているため全てが懐かしいような気分だ。
煙突の横を通りかかった時に、中に人がいるのが見えた。
・・・・もしかして稼働日か?
それともメンテナンスだろうか?
角を曲がって炉裏側を通って道へ出る。
それにしてもこの施設、四方から丸裸で敷地内が見えてしまうのか?強烈だ・・・
一旦離れて遠くから眺めてみる。これも初めてであるが、すっかり見慣れた風景だ。
稼働日なのか、メンテナンスなのか確かめるために、しばらく様子を見てみることにした。
ここまでは今回はレポートをする気は全くなかった。ベテランの方々がすっかりレポートされた場所だ。ヒヨっ子の自分がしゃしゃり出るところではない。
・・・数分後
再び施設に向かって走り始める。
今度は裏側からアプローチしたのであるが、その時衝撃的な光景を目撃した。それで今日が稼働日だと直感した。
観音様に向かって、作業員の方が深々と頭を下げている。
いつまで経っても微動だにしない。
結局ゆっくり横を通り過ぎる間、この方は頭を上げなかった。
この光景に、しばらく二人で呆然としてしまった。
誰も見ていない場所で、観音様に向かって深々と頭を下げている作業員・・・この光景に脳天を突き破られる思いがした。何だか自分たちがとても悪いことをしているような気がした。
この光景はおそらく一生忘れることはないだろう。
しかし、そんな気持ちとは裏腹に、2周目に入った時、ついに自分のカメラで写真を撮った。あまりのことに動転していたのかも知れない。

そうして炉裏側へ回った時に再び衝撃が走った。
窓が開いている!!
車から一歩も出る勇気はないが、夢中でカメラを取り出した。
メカのことは全くわからないが、何だか貴重な写真になるような気がした。しかし、何といっても初めて撮る写真だ。手が震えてピントが合わない。

まともに撮れているかどうかはわからないが、車で周囲を回るにも限界があるので、短時間でコトを済まさなければならない。
バーナーの横に何か文字が見えている。

これも思いっきりズームして撮ってみる。

どこかで見たことがある・・・間違いなくい号炉様のレポートにあったものだ。
「正和式」
はっきりと読み取れた。
ここまでで足はガクガク。一旦この場所をあとにすることにした。こうなったら稼動中の施設を見ておきたいのがホンネであるが、稼動までには少々時間があるように思えた。

食事をしようと言っていたのであるが、すっかり食欲がなくなり、一旦佐原方面へ行ってみることにした。佐原の施設にも心当たりがある。(実は佐原は大きな勘違いであった)
【佐原へ】
すっかりと小見川に圧倒された二人は、ついに一歩も車から下りることなくそのまま佐原へ向かった。
佐原の施設は国道356号線のバイパス工事中の利根川の堤防から見下ろせたはずだ。
まずは国道へ出て佐原を目指す。
その道すがら、おそらくこれから小見川の施設へ行くであろう葬家を発見した。さらに頭がド〜ンと重くなる。
道はやや混雑していたが、通常の休日ほどの渋滞もなく佐原市内へ到着した。
佐原へ入ってから、何か頭の中に不安が湧いていた。工事中のバイパスを去年も何度か走ったのであるが、最近施設を見た記憶がないのであった。
観音様があって、土手から俯瞰できる施設の存在ははっきり憶えていたが、最近見た記憶がないというのはどういうことだろう?
市街地から356号線は南方向へ直角に折れるはずであったが、今日走ってみると51号線にぶつかってさらに直進できた。いつの間にかバイパスが完成したらしい。
このバイパスに入ってすぐに土手の下に施設が見るはずであった・・・
しかし、そろそろ見えるはずの施設は跡形もなかった。不安は的中した。失敗だ。

がっかりして再び小見川へ引き返すことにした。
煙を見たらもう食事ができなくなるような気がしたので、ファーストフードのドライブスルーに入り、今のうちに済ませておくことにした。
以前はあれほど毎日見ていた煙であるが、もう長い間見ていないので、今見てしまうと当時と全然違う感覚になるような気がした。
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実は佐原だと思った施設は神崎のものであった。
利根川の堤防の雰囲気がそっくりで、全く同じ風景なので佐原と神崎を混同して記憶していたようだ。
佐原には施設はない。
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食事も食べ終わり、いよいよ小見川へ戻ってきた。
煙が遠くから見えるかとドキドキしながら施設の方へ向かったが、全く煙が上がっていないことに胸を撫で下ろした。ホッ。(^^;
少し離れた場所から様子を伺ってみると、先程まで何もなかった駐車場に車がたくさん停めてある。また緊張してきた。
さすがに稼動中は先程のような場所へは近づけない。一般道を一般車のフリをしながら横を通り過ぎてみることにした。
炉裏の方から近づいてみる。
!!!!!
炉裏のガラス越しに炎が上がっているのが見えた。

うっ・・・
曇りガラスなので直接は見えないのであるが、火事かと思うくらい炎が躍動しているのがわかる。これが管理人様が小ネタのところで紹介されていた炎だ。

煙が全く出ていなかったのでこれから始まるものだと思っていたが、参列者はすでに待合室に入っており、すでに炉も稼動中であることがわかった。ということは、ここは煙の出ない構造となっているらしい。
一旦遠ざかり、煙の出ていない稼動中の写真を撮影した。

それから再び一般道で施設に近づく。
相変わらず踊るように炎が上がっているが、やはり煙は出ていない。
その炎の横を犬を連れて散歩している人が2〜3人見受けられた。
何ともフクザツな気分になり、その場をあとにした。
ちょっと見ていくだけのつもりの小見川であったが、こんな壮絶な場面に出くわすとは思わなかったし、まさかここで自分が写真を撮ることになるなんて夢にも思わなかった。
脳みそを炭酸水で洗われたような、ぼ〜〜〜っとした気分でようやく本来の目的地を目指すことにした。
気づいてみるともう15:30・・・全然探す時間が残っていない。
もう何度も走った道を今日も走ってみる。
おさらいのつもりで走っていたのであるが、1本だけ入っていない道があることに気づいた。
「え?!どうしてここ入らなかったんだろう?」
いちばん最初に入った道の隣の道であった。なぜかこの道だけ入っていない。
道の雰囲気や周囲の植生から、目的地にたどり着きつつあることをほぼ確信しつつあった。
ここに入らなかっただけで、その後は気の遠くなるような探索の旅をすることとなった。違っているとは知りつつも随分とんちんかんな場所も探したものだ。
もう間違いない。この道だ。
「10年ぶりに稼動してたらどうしよう・・・」
などとビビりながら、すでに何十回も「煙の行方」で拝見した見覚えのあるカーブを曲がると、いきなりソレは姿を現した。
「あった〜〜〜〜〜!」
長かった・・・
しかし、これだけ時間をかけた分、喜びもひとしおであった。大満足だ。

下草はかなり刈り取られており、アプローチは簡単そうだ。もちろん稼動はしていなかった。
すっかりお馴染みの風景は、とても初めて来たとは思えない。いかに管理人様が精緻なレポートをされているかということがよくわかる。
中に入ってグッズを確認する勇気もなく、入口の方から中を覗き見るのが精一杯であった。(^^;

数十時間を費やしてたどり着いた場所であったが、いたのはものの5分ほどであった。しかし、宿題をひとつ片づけたのでとても充実した気分になった。
帰り道で、どうしてこの脇道に入らなかったのか考えてみた。
しかし、どうしても理由が思い出せない。
「こんな道なかったよね?」なんて言い出す始末だ。
そこから虫取りに行ってもよかったのであるが、頭の中はすっかり「アレ」に染まっている。kapiさんも「どこか近くにないですか?」などと言い出す始末。
日没が迫っていたが、1ヶ所思い当たる場所があったので移動をかけることにした。
虫取りの時に何度か見かけた鉾田の施設の看板であったが、実際にどんな施設か見たことはない。
場所はうっすらとしか憶えていないのであるが、おそらく行けば何とかなると思った。
畑の中の夕暮れの道を走る。
そろそろ何かあるはずだ・・・と思った場所であったが、予想に反して看板が全然見つからない。
おかしいなぁ・・・
行ったり来たりを繰り返しながら探し続けるが、丸っきり看板がないのであった。
全く思い違いをしているのか、看板を撤廃したのか、はたまた施設自体がなくなったのか不明であるが(調べろよ。(+_+))、すっかり日が暮れてしまったのでここで退散することにした。
帰りがけに数本の木を見てみたが、クワガタの数もめっきり減り、いよいよ秋が深まってきたことを思い知らされた。
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後日「全国○○場案内」を見てみると、鉾田の名前がなかった。
数年前までは確実に存在していたはずなのに、いつの間にか消えてしまったらしい。
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ついに自分のデジカメに画像を納めてしまいました。
全く勇気はなかったのですが、思わず撮ってしまったという感じでございます。ゼロから1は長いのですが、1から100はあっという間だと思っております。事実、本日も一気に何十枚もの写真を撮影してしまいました。
明らかに一歩前へ前進したと思われます。
まだ中へ入る勇気などございませんし、メカについても全く知識のないシロートではございますが、さらなる精進を重ねたいと思っております。
今回は1にも2にも小見川の作業員の方の姿に心を打たれました。