福正寺火葬場跡地 by渓流ファン様
以下、渓流ファン様のレポート

「火葬場」に記載されていた千葉市蘇我の福正寺火葬場跡地です。
旧火葬炉の周囲に無縁の墓石を積み上げて慰霊塔にしたそうです。
改修・整備されたようで「火葬場」の写真とはやや赴きが異なります
(てっぺんの石塔など)。
関西の共同火葬場と同程度の規模で、炉数は1〜2基だったと思われます。
元火葬炉・現無縁塔の背面(旧焚き口側)です。
古い墓石に隙間無く覆われたこの中に煉瓦の炉が埋まっているのですね。
幅は現在の状態で3.5メートル弱、奥行き5メートル、
高さは石塔のてっぺんまでで4メートル余りという処でしょうか。
内部に埋め込まれた炉体は、ひとまわり以上小さなはずです。
正面向かって右にある記念碑です。
碑文は以下の通りです。
「当所は元禄の昔より火葬場として数多くの人々を火葬いたしましたが、
時代の移りによって廃止し今日迄火葬を執行した諸霊並びに無縁の
墓石追福供養のためここに萬霊塔を建設しました。」
「寺院内の火屋」を起源として300年近く続いたそうです。
「火葬場」によれば、公設の桜木火葬場との競争に敗れたのが廃止理由だそうです。
墓地と火葬場跡を裏手の道路から。
このカーブした道路は臨海引き込み線の線路跡です。
前方がJR蘇我駅です。
往時はディーゼル(DD13とか)が貨車をゴトゴト引っ張るすぐ脇で、
おそらくは木造の小さな火葬場の煙突から煙モクモクだったのでしょうね……。
かっての火葬場入口だったと思われる墓地入口から。
墓地内の道の突き当たり左手が無縁塔(元火葬炉)です。
消え去る施設あれば、生まれ来る施設あり。
火葬場も栄枯盛衰の理からは逃れられないようです。
ここは今をときめく(?)あの浦安市の火葬場予定地(たぶん)です。
クリーンセンターに隣接しています。