土居町営火葬場 byこまつしま様


管理人のコメント
  昭和30〜40年代に建設された、”第一世代火葬場デザイン”の
典型的な施設です。このタイプの建物は少し前までは全国どこでも
見ることが出来たのですが、最近急速に数を減らしているので今と
なっては結構貴重な存在かもしれません。個人的には正面シャッター
が興醒めなんですが、もし木製の引戸だったりしら”トラウマ倍増”で
しょうね(笑)。
 後から無理やり取り付けたような、バーナー部のみ室内に格納した
炉体剥き出しの再燃炉が印象的です。金網で覆われた排気ダクトの
熱酸化の具合が再燃炉の高温度を物語っています。

尚、付帯施設の古さから判断して、この施設は「2代目」の可能性が
ありますね。    

以下、こまつしま様のレポート

*画像をクリックすると拡大画像が別ウィンドウで開きます。

 
出張中の出先で見つけた火葬場です。愛媛県宇摩郡の土居町営火葬場。

 
墓地に併設された火葬場です。

 
町営の比較的小規模な施設のようです。炉数他の詳細は不明。
台風15号の接近によりどんよりとした曇り空で何とも言えない
雰囲気を醸し出しています。

 
敷地に入るとすぐこのような石鎚がありました。一体何に使用する
のでしょうか?この地域の葬送の儀式については全くわかりません。

 
炉棟の右に木造の古びた小屋があります。観音開きの戸があることから
昔使用していた霊柩車庫と推測されますが、内部は確認していません。

 
小屋の左側の部分に戸はなく内部には何もありません。
蔦や雑草に覆われて朽ち果てる寸前です。

 
建物裏です。燃料タンク、コンクリート煙突、小型焼却炉、
屋外に後付けされた再燃炉が見えます。

 
別アングルからです。

 
地下煙道の途中に鋼製ダクトを設けて煙を再燃炉に導くようです。

 
煙突です。鋼帯で補強されています。

 
再燃炉のアップです。左後方の燃料タンクの容量は500Lのようです。

 
燃料タンクのアップです。煙突につながっているパイプが
なんのための物なのかよく分かりません。

 
丸棒ではなくアングルで作った五徳です。冷却の為の定位置のようです。
周囲の黒い破片は炭化した木片です。

 
納骨塔ですが周囲を除草されておらず、雑草が生い茂っています。

 
裏側の残骨灰投入口の蓋が取り外されたままになっていました。
とりあえずカメラを向けてみることにします。

 
納骨塔内部です。ほとんど炭と灰のようです。

 
同上

 
撮影を終えて火葬場を後にします。画面中央の木造小屋の後方に
立ち木がありますが、カラスの「ねぐら」になっているようで、撮影時も
カラスの鳴き声が響き渡り、画像では見えにくいですが周辺をカラスが
飛び回って、火葬場にカラスと薄暗い曇り空がなんとも言えない雰囲気を
醸し出していました。


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