伊南聖苑 by渓流ファン様


管理人のコメント
 何か...「きのこ」みたいなデザインの施設ですね。
現代の火葬場は、とかく”らしさ”を排除した設計が主流(というか絶対)になっていて、
逆にこのように、看板にわざわざ「火葬場」と記述しなくてはならなくなる...といった、
変な”逆転現象(笑)”が発生してます。結局、会葬を含め火葬場へ目的を持って来る
人達にとっては、迷惑この上ないことかもしれません。
  -----------何しろ、昔は煙突が一種のランドマークだった訳ですから-----------

以下、渓流ファン様のレポート

  

駒ヶ根市の現在の施設、広域一部事務組合による「伊南聖苑」です。
かっての「北が原斎場」を更新したものと思われます。
炉棟裏手サービスヤード入口脇に建てられた看板。
わざわざ「火葬場」と記してあります。
(正門脇には立派な石の門標があります。)





  

施設周囲(外構)は整備され、墓地と一体化した築山と緑地の公園となっています。
そこから見下ろした施設です。
ドーム状の屋根を持つ円形の火葬棟、手前には玄関ポーチ、右手に待合室となっています。





  

火葬棟と待合棟をつなぐ短い渡り廊下の裏手の屋根には、
吸排気関係と思われる装置が突き出していました。
火葬棟裏手にも背の低い塔がありましたので、
そちらが排気口(集合式)とすれば、
これらは吸気関係なのでしょう。





  

待合室裏手は地形的に一段と高まり、てっぺんは広い芝生広場になっています。
火葬場利用者だけでなく、墓参の人々や近隣の人々も利用出来るみたいです。





  

芝生広場から見下ろした待合棟(写真左)と、
火葬棟の裏手です。
炉室のサービスドアが開いています。
右にある低い塔が排気装置だろうと推察しています。

高い煙突が消えたのは当たり前で、
いまや排気系の在り処さえ良く判らないという、
最近の火葬場建築です。





  

最後にもう一度全景。
この日、駐車場は墓参者のために解放されていました。
(秋のお彼岸のため)

墓地の片隅にひっそり存在していた旧時代の面影などどこにもない、現在の姿でした。


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