管理人のコメント
何なんですか?この排気システムは??。
ある意味コンクリート煙突なんかより強烈なインパクトがあります。
構造的には一眼レフのカメラみたいです(笑)。短煙突の比較的新しい
施設なのに、こんな状態では台無しですね。
偏向板から垂れ下がる大量の油煙など、個人的にはカンベンして欲しいものです。
以下、渓流ファン様のレポート
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松本盆地から長野盆地へと抜ける国道19号線は、信濃川の2大支流の1つ
犀川ぞいの峡谷をたどる道です。
伝説では犀龍にまたがった泉小太郎という少年が、山を切り開いて川を作り、
湖であった松本盆地から水を抜いて豊かな安曇野を作ったとされています。
信州新町は、かって両盆地を結んだ犀川水運の拠点でありました。
犀峡衛生組合の施設は、その国道19号と犀川とに挟まれた狭い敷地にありました。
しかし、肝心の火葬場だけはここにはありません。煙突はただの清掃工場のものです。
台風の雨の中、地図に記載もされていない(おまけに役場は休み)火葬場を探して
まわる羽目になりました(笑)
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手がかりは電話帳に記載された番地と、手持ちの道路地図帳だけ。
町の中心部新町地区の裏手の山のどこかにあるらしいと(勝手に)見当をつけ、
地図から2つの小道を選びだました。
沢伝いの行き止まり道と、町の裏山を越えて別の地区へと至る抜け道。
どちらも狭そうで、恐くて車では乗り込めません。
もしも引き返せなくなったらアウトです。徒歩に決めました。
まずは町役場前の神社の脇から入る行き止まりの小道から雨具をかぶって
探索開始。・・・・何をやっているんだか。
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で、沢沿いの行き止まり道のどんづまりにあったのがこれです。
犀峡衛生施設組合火葬場「犀峡斎場」
思ったよりも綺麗な建物でした。
というよりも、近隣にある裾花火葬場、西部衛生組合火葬場と良く似た
レイアウトの施設です。隣接しあう火葬場同士、対象人口の規模も同じ
くらいで、お互いに参考にしあったのでは?そんな印象でした。
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施設の全景です。
近隣3施設の中では、いちばん火葬場らしさを排しています。
(裾花はあの通り、煙突を別用途で残していますし。)
最初からここに町の火葬場があったのかどうかは不明ですが、
火葬場を設けるには適切な立地です。
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しかし、駐車スペースはさほど広くありません。
細い1車線の道のどんづまり、建物前に乗用車で6〜8台ぶんという
ところでしょうか。この地方の葬儀に参列した経験からすると、葬列に
遅れた参加者が自家用車で後からぞ〜ろぞろという場合もあります。
転回出来なくなったら、どうする気なんでしょう?
山裾側には無宗教の慰霊碑がありました。
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ポーチです。
裾花火葬場と同じく、炉前室を挟んで炉室と待合室とが相対し、奥の壁には
仏式祭壇という基本レイアウトですが、
ここでは炉前室にいきなり入るのではなく、受付コーナーを兼ねた風切室が
前にありました。二重のガラスに遮られ、奥の炉前室の様子は良く分かりません。
目をこらすと薄暗い奥に祭壇と、脇の壁に埋め込まれた火葬炉の扉が見えました。
炉数は1基と思われます。
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壁に埋め込まれた施設名です。
これを見てやっと安心しました(笑)
ここまで来てスカ!だったら、悪いけど諦めて帰ろうかと...
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定礎です。
西暦に直すと1987年ですね。
ここもまた、年金積立金を原資とする融資で建設されています。
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なんとか風切室の奥の炉前が撮れないか、色々とやってみましたがダメでした。
一番ましなのでこれでしょうか?
右側、木々の写り込みが激しい中におぼろながら火葬炉の扉が浮かびあがっています。
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炉室上部壁面、点検ドアの真上に排気孔が設けられていました。
なぜ屋根にではなく、壁面に排気孔を設けたのかは不明です。
それもドアのすぐ上に。
このあたりは確かに雪も深いですが、新潟などに比べればはるかにましなはずですし。
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もっと謎なのは、排気孔の真向かいに設けられた整流偏向板(デフレクター)です。
排気があたる部分が黒く煤けています。
なぜこんなややこしい構造にしたのか・・・・。
この偏向板、後日追加である可能性もあります。
建物とは材質も新しさも違いますし、デザイン的にも少し違和感があります。
風向きによっては煙や臭いが裏手の木々に遮られて拡散せず、
付近にこもって漂う為でしょうか?もしそうだとしたらなおさら、なぜ素直に屋根から
直上へと排気しなかったのか。本当に謎です。
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謎と言えばもうひとつありました。
裏手の危険物貯蔵所の銘版には、燃料種別は記載されていませんでした。
プロパンボンベが2つありましたが、別にドラム缶もあり、火葬用燃料がガスか
灯油かは不明です。さらに問題は、ボンベの脇に立て掛けられていた「煤払い
用の竹」です。何に使うのでしょうね?こんなもの。空の一升瓶の山はつきもの
としても。
良く出来ている施設なのか、失敗したのか、
何とも良く分からないまま、大雨の中を立ち去りました。